金属を素材に彫金の技法で作品を制作する
石川恵美子さんからのメッセージをご紹介します。
Q1
石川さんは「工房からの風」にどのような作品を出品しますか?
A1
金属を素材に、彫金の技法で、制作した作品を出品します。
錫(スズ)という金属の器・皿・小皿・箸置・茶托・1輪挿し・キャンドルスタンドや、
アクセサリー(真鍮・シルバーチョーカー、シルバーチェーンネックレス・ピアスなど)など様々な作品を制作していきます。
作品は、自分の描いた形から、金属板を糸鋸で切断し、
ヤスリで整え、槌で曲げたり叩いたり、
鑞(ロウ)付け・溶接したり、鏨(タガネ)で彫りを入れたり、
模様を入れたりと1つ1つの工程を経て完成した作品です。
伝統のある街で、伝統的な仕事をきちんと身に付けられた石川さん。
金属ならではの表情を器などでぜひご覧になってみてください。
Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、石川さんはどのようなことを思いましたか?
A2
今回、私は初出展となります。
私は住んでいる所も出身も北陸で、
「工房からの風」という、ちょっと離れた所にある関東方面での出展が決まった時に、
感謝の気持ちで一杯になりました。
作品が誰かに何処かに伝わっていることを実感した瞬間です。
そして微力ながら、がんばらねばと身を引き締めた想いも芽生えてきました。
出展が決まってから、いよいよですね。
この期間に創られたもの、やってくる二日間で感じたこと、
これからの糧になりますように。
Q3
石川さんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。
A3
街の中に、芸術や文化を感じられる所が数多く点在し、
現在もなお進行形で、芸術・文化の発展に尽力しているところは、住んでいて実感します。
そこに住んでいる私も、芸術・文化の勉強になっていることを実感します。
石川さんの工房名はスノーフレーク。
スズランスイセンのことでしょうか。
可憐な花の名と金属の美しさが響きあいます。
石川さんの出展場所は、コルトン広場、
スペイン階段前。
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